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世代別携帯ゲーム機一覧!3DS、PS Vitaは、第何世代?ゲームウォッチは?


前回、据え置きゲーム機の
世代別一覧をかいたので、
携帯ゲーム機の世代別一覧を
かきたいと思います。


現行機である3DS、PS Vitaは、
第何世代にあたるんでしょう。


ゲームウオッチは、
やはり、第1世代、
初代なんでしょうか。


家庭用ゲーム機の
メインストリームといえば、
据え置きのハードですが、
携帯ゲーム機にも
しっかり、歴史があります。


あなたの知らないハードも
たくさんあります。


世代別の携帯ゲーム機を
一覧にしてまとめてみたいと
思います。



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【携帯ゲーム機の世代別ゲーム機一覧】
wikipediaより


《第1世代》


時期は、1970年代後半から、
1980年代前半にかけて


●Microvision(ミルトン・ブラッドリー、1979年)
電子ゲームで、
●Mattel Auto Race(マテル、1976年)
●Mattel Football(マテル、1977年)


まったく知らない海外のゲーム機が並びます。
据置型ゲーム機では、第2世代の頃。
任天堂のゲームウォッチは、第1世代には、
含まれていません。


Microvisionは、すでに、
カートリッジ交換式携帯型のゲーム機。
CPUがカートリッジの方についていました。
なんか、すごい無駄というか、ぜいたくですね。
あまり売れませんでした。


Mattel Auto Raceなどの電子ゲームは、
ゲーム機一台につき、
1つのゲームしか遊べないタイプ。


この時代は、LCDの画面ではなく、
LED表示のLEDゲームです。
単なる光の組み合わせで、
ゲームをつくってたんですね。


《第2世代》


時期は、1980年代前半から、
1980年代中ごろにかけて。


●ゲームポケコン(エポック社、1984年)
電子ゲームで、
●ゲーム&ウオッチ(任天堂、1980年)
●LCD SOLARPOWER(バンダイ、1982年)
●Tomytronic 3D(トミー、1983年)



ここでようやく、
GAME&WATCHが登場します。
当時は、大ヒット、
任天堂の時代のはじまりです。


ゲームウォッチの種類では、
すでに、DSのようなカパッと開く、
2画面タイプのものがありましたからね。


今、ゲーム&ウォッチをやていても
ゲームにうとい人がみると、
DSをプレイしているように、
みえるかもしれません。


2画面タイプは、
マルチスクリーンと呼ばれ、
ドンキーコングが有名。
縦長のゲームに最適でした。


ちなみに、ドンキーコングは、
ゲーム機史上初めて十字キーを
採用されたゲーム。


十字キーなんて、
ゲームのコントローラからすると
当たり前に思えますが、
これも発明なんですね。


この世代の電子ゲームは、
LCDを搭載しています。


ゲームウォッチから遅れること数年、
1984年登場のエポック社の
ゲームポケコンは、
日本ではじめての
ROMカートリッジ交換型の
携帯型ゲーム機。


ゲームをとりかえられるなら、
爆発的に成功するような
気がしますが、
売れませんでした。


いいゲームがなかったんでしょうね。
ハードより、ソフトの勝負です。


《第3世代》


ちょっと間が開き、
(おそらくファミコンブームがあったから)
1980年代後半から、
1990年代前半にかけてが、第3世代。


●ゲームボーイ(任天堂、1989年)
●Atari Lynx(アタリ、1989年)
●ゲームギア(セガ、1990年)
●PCエンジンGT(NECホームエレクトロニクス、1990年)


ファミコンで当てた、
任天堂がゲームボーイを出します。


画面は、白黒。
ファミリーコンピューターから
すると物足りない画面ですが、
持ち歩けるという利点でヒットします。


スーパーマリオランド、テトリスなどの
ゲームが、キラーソフトになりました。


やはり、ゲームは、ハードよりソフトです。


ゲームのジャンルは、
アクション、パズル、シューティングなどが
主流でしたが、
RPGやアドベンチャーゲームなんかも
発売されるようになります。


スクウェアの魔界塔士 Sa・Gaが
発売されたときは、
ゲームボーイで
ロールプレイングゲーム?!
思いましたからね。


セガメガドライブの簡易版みたいな、
ゲームギア。


PCエンジンGTもPCエンジンの簡易版…
と思いきや、
PCエンジンのゲームがそのままできる
ゲーム機でした。


据え置き型ゲーム機と
互換性があるということ、
よく考えるとすごいことです。


今、プレイステーション4とか、
Xbox Oneのゲームがそのままできる
携帯ゲーム機ってありえませんからね。


当時は、かなりの性能だったはず。
その分値段も高めでした。


ゲームボーイの価格が、12,500円、
ゲームギアの価格が、19,800円のところ、
PCエンジンGTの
メーカー希望小売価格は44,800円!


比べちゃうと手が出にくいです。
だったら、PCエンジン本体を購入する?


この時代の携帯ゲームは、
乾電池で動かしていたりしたので、
電池代も馬鹿になりませんでした。



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《第4世代》


時期は、1990年代中盤から、
1990年代後半にかけて。


●ノーマッド(セガ、1995年)
●ゲームボーイポケット(任天堂、1996年)
●ゲームボーイライト(任天堂、1998年)
●ゲームボーイカラー(任天堂、1998年)
●game.com(タイガー・エレクトロニクス、1997年)
●ネオジオポケット(SNK、1998年)
●ネオジオポケットカラー(SNK、1999年)
●ワンダースワン(バンダイ、1999年)
●ワンダースワンカラー(バンダイ、2000年)
●スワンクリスタル(バンダイ、2002年)
●ポケモンミニ(ポケモン、2001年)
据置機の外部記憶媒体で、
●ビジュアルメモリ(セガ、1998年)
●PocketStation(SCE、1999年)


ゲームボーイもいろいろ出ていますが、
新型ではなく、バージョンアップ版といった
感じ。


ゲームボーイカラーが出たときは、
インパクトがありましたが、
性能自体は、そこまで進歩していません。


第4世代で注目したいのは、
ネオジオポケットとワンダースワンでしょうか。


ネオジオとバンダイが、
ゲームボーイをつぶすつもりで、
本気でしかけてきました。


ワンダースワンをつくったのは、
任天堂のゲームボーイをつくった
横井軍平さん。


当時イケイケ状態の
スクウェアもワンダースワンに参入。


こりゃ…、ゲームボーイ
危ないんじゃないか…と
思っていましたが、
ゲームボーイの天下は、
ゆらぎませんでした。
(ただ、ポケモンがなかったら、
もしかしたら…)


ワンダースワンには、
いいゲームが結構あるので、
バーチャルコンソールとかで
出して欲しいものです。


ワンダースワンもネオジオポケットも
最初、白黒のゲーム機だったのが、
次の年に、カラーを出しています。


ゲームボーイカラーに
対抗したからでしょうが、
モノクロのゲーム機を購入した人は、
やりきれません。
1年ですでに型落ち的な
ハードになってしまいました。


この辺、メーカー側の
当時の混迷がみてとれます。


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余談ですが、ネオジオポケットの
キャッチコピーがユニーク。


「I'm not BOY」


ちょっと大人向きのゲーム機と
いうこと以外に、
ゲームボーイを否定しています。


《第5世代》


時期は、1990年代末から、
 2000年代はじめにかけて。


●ゲームボーイアドバンス(任天堂、2001年)
●ゲームボーイアドバンスSP(任天堂、2003年)
●ゲームボーイミクロ(任天堂、2005年)
●GP32(GamePark、2001年)
●N-Gage(ノキア、2003年)
●N-Gage QD(ノキア、2004年)
●Zodiac(Tapwave、2003年)


ゲームボーイが進化。
ゲームボーイアドバンスになり、
スーパーファミコンクラスのゲームが、
携帯ゲーム機で遊べるようになりました。


この世代、国内に、
ゲームボーイのライバルはいません。


任天堂の独壇場。
据え置き機の
ゲームボーイキューブの不振を、
ゲームボーイアドバンスで、
カバーしているような感じでしょうか。


ちなみに、N-Gage(エンゲージ)は、
ポータブルゲーム機の機能を持つ
携帯電話端末。


需要は確実にあり、
売れそうな気ももしますが、
ゲームの質が低かったですからね。


今、携帯電話、スマホでゲームが
できるのは、当たり前の時代になりました。

GP32 (GamePark 32) は、
韓国の携帯型ゲーム機です。
韓国も日本に対抗して、
つくってたんですね。



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《第6世代》


時期でいうと、
2000年代中盤から、
2000年代末。


●ニンテンドーDS(任天堂、2004年)
●ニンテンドーDS Lite(任天堂、2006年)
●ニンテンドーDSi(任天堂、2008年)
●ニンテンドーDSi LL(任天堂、2009年)
●PlayStation Portable(SCE、2004年)
●PlayStation Portable go(SCE、2009年)
●GP2X(GamePark、2010年)
●GP2X Caanoo(GamePark、2010年)
●Dingoo A320(Dingoo、2009年)
●Pandora(OpenPandora、2010年)


ニンテンドーDSとPSP、
2強の時代です。


プレステーションで成功した、
ソニーが、
携帯ゲーム機業界にも
参入してきました。


据え置き機で、
手痛い目をくらわされた
任天堂、
なんとしてでも、
携帯ゲーム機の牙城を
守らねばなりません。


その結果生まれたのが?、
DS。


ゲームボーイの次ではなく、
新しい携帯ハード。


最初タッチペンで、
操作するのをみて、
何それ…と思いましたが、
やってみると
非常に楽しい。


普段ゲームをやらない人の
ハートまで、
がっちりつかみました。


ニンテンドーDSの大ヒットまでは、
いかないにしろ、
ソニーのPSPもヒット。


コアなゲーマーは、PSP、
ライトゲーマーは、DS…
みたいな感じで、
すみわけができていた感じです。


あっ、コアなゲーマーは、
DSもPSPもやるか…。


《第7世代》


●ニンテンドー3DS(任天堂、2011年)
●ニンテンドー3DS LL(任天堂、2012年)
●ニンテンドー2DS(任天堂、2013年)
※日本では、2016年発売
●New ニンテンドー3DS(任天堂、2014年)
●New ニンテンドー3DS LL(任天堂、2014年)
●PlayStation Vita(SIE、2011年)
●PlayStation Vita TV(SIE、2013年)
●PlayStation Mobile(SIE、2012年)
Android搭載で、
●SO-01D(ソニー、2011年)
●Archos GamePad(Archos、2012年)
●Wikipad(Wikipad、2013年)
●SHIELD(NVIDIA、2013年)
●Tek 807D/SUPERGAMER俺(Tekniser/スペックコンピュータ、2013年)
●UNU Gaming Tablet(Snake Byte、2013年)


第7世代、現行機ですね。
第6世代の流れを受け継ぎ、
ニンテンドー3DSと
PlayStation Vitaの
2強です。


ただ、3DSは、思ったほど
爆発しませんでしたね。


目玉の裸眼3D機能も、
最初は、目新しかったですが、
すぐ飽きちゃいました。
結局3D機能をオフにして、
2Dで遊んでいる人が、
多かったりします。


3D機能があるせいで、
性能が低くなってる
部分もありますからね。
需要を読み違えた感じでしょうか。


3Dテレビの話も
最近とんと聞きません。
人間は、
日常的に3Dを求めていないのかも
しれません。


映画とか、テーマパークとかの
少しの時間堪能できれば、
十分なんでしょうね。


Android搭載機というのも
たくさん出ているんですね。


あれだけゲームアプリが出ているので、
ゲームに特化した機体がつくられのは、
必然でしょう。


ただ、あえてハードを購入する
ほどではない気もします。
今もっているスマホで
ことたりてしまうわけですからね。


《第8世代》


??????



現在、携帯ゲーム機の
シェアは完全に、
iPhoneとアンドロイドの
スマホのアプリゲームに
食われてしまっています。


据え置きゲーム機は、
家のでっかい大画面のテレビで、
ハイクオリティのゲームができる
というアドバンテージがありますが、
携帯ゲーム機は、
スマートフォンのゲームと
差別化がむずかしいところ。


スマホゲームは、ゲーム機本体、
場合によっては、ソフトも購入する
必要がないというメリットがあり、
はじめやすいんですね。


(ソフトを購入する必要がなくても
課金、課金で、普通のゲームの
何倍以上もお金を使うことに
なったりしますが…)


果たして、
第八世代の携帯ゲーム機は、
どうなるんでしょう。
もしかして、携帯ゲームの歴史は、
第七世代で終わっちゃうんでしょうか。


DSの
2画面のタッチペン。
3DSの3D機能や、
ARカード以上のすごい機能。


スマートフォンでは、
まね出来ない、
携帯ゲーム機オリジナルの
遊び方を提供してくれたら、
売れそうなんですけどね。


任天堂ならやってくれそうなんですが、
ポケモンGOが、特大ヒットしちゃったし、
携帯ゲームに関しては、
ソフトを提供するだけの
会社になっちゃうかもしれませんね。


あんがい、ソニーが…、
謎の第三勢力が…、
マイクロソフト、
セガが、携帯ゲーム機で復活…、


いろいろ未来を想像しても
楽しいものです。